ムーンワールド再訪記(9)Inside/Outside?

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こんばんは。1日遅れてムーンワールドに戻って参りました。ラブムーです。

私事ですが、現世での忙しなかったGW仕事とのギャップで、1時間ばかりここに居ても、なかなかこの世界にうまく馴染めません。PS3コントローラーもしっくりこない。

今朝は、現世においてもムーンワールドにおいてもそこそこ印象的な夢を見て、こういうの、カルロス・カスタネダの描くドン・ファンだったら「これが夢見の技法じゃ」とか言って、自分の見る夢でも他者の見る夢の中でも、きっと隅々までセルフ・コントロールできただろうに……などと夢うつつ考えつつ、ようやくムーンワールドにおけるキー・パーソンであるだろうヘイガー博士の研究所まで赴き、博士と対話してきました。

このヘイガー博士、基本的な態度は「まったくもってイヤなやつ!」なのですが、いざ膝を突き合わせて話してみると、

「この世界の中に愛はあるのだろうか?」

「この世界の外に愛はあるのだろうか?」

と自問した後、

「この世界の天井を越えること。それが自分にとっての愛である」と最後に言ってのけた。ソー・クール。

でも、「だったら、自分で越えてみれば!?」とイヤミのひとつも言いたくなるのですが、ムーンワールドの天井(仕切り)を越えるパイロットとして、透明な少年(≒僕)が王様によって推薦されたことを「王様の手紙」でつい先ほど知りました。

なんだって、王様は少年(≒僕)をパイロットに推したのだろうか? たぶん、身体が透明だから越えられそうな、あるいは越えられなくてもなんとかなるような気がしたんだろう。何しろ無邪気な王様だから。

『ライ麦畑でつかまえて』の主人公、ホールデン・コールフィールド君が「もしまた戦争になったら、真っ先に原子爆弾の先っぽに乗ってやるよ」とのたまったように、僕もムーンワールド表面から、月面に向けて発射するであろう、ヘイガー博士の作ったシャトルにまっさきに乗せてほしいと心から願ってる。たとい、それがどんな世界であろうとも、「越える」ことに意味があるのだから。

あ〃、今いささか酔っぱらっているけど、ここは何気に大事なところだと思う。「越える」こと。それは『moon』のみならず、その精神的続編である『L.O.L』(Lack Of Love)において、さらに自覚的な主題になっていたように思う。ごめんなさい、ちょっと先走りすぎた。もう『L.O.L』のことなんてほとんど憶えていないのに。

ちなみに冒頭写真の、大タコみたいにでっかい頭の方がヘイガー博士です。20数年前はこの人のことかなり苦手だったのですが、今回改めてお話して、かなり博識かつ真摯な学者さんだと識りました。自分のムーンワールドにおける使命というか存在の不確かさみたいのにも自覚的なようす、以前よりも好感度確実に上がった。

さて、私事(わたくしごと)と戯れ言の繰り返しになりますが、今日は朝からなかなか現実世界に自分を馴染ませることができなくて。陽が出てるうちから御酒をきこしめしております。ワンダの店ならブラッディーワンダ3杯ぶんくらい飲んだわ。

しかし酩酊しても、ある部分ではますます醒めるばかりで、新しい風景はまだ見えてこない。ずいぶん「たらたら」してしまってる。このままじゃ、エンディングまでまだまだまだ時間かかっちゃいそう。

正直、ムーンワールドにおける透明な少年(≒自分)にやや限界を感じてきているのです。というか、ムーンワールドのみならず、現実世界がムーンワールドにじゅくじゅくと混じり合ってきたような。こういうのって、ある種のゲーム中毒者ですね。いったい、いつまでやってんだか……。

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さて、現実における私(not 透明な少年)は、明後日から、またGW店仕事pt.2に入ります。とぎれとりれに(ほら、打ちまちがった!)記していると、本調子を取り戻すのに時間がかかるタチなので、これからテクノポリスのクラブで威勢よく踊ってきます。

このクラブ入口で聴ける、「フロアのけたたましい音を、少し離れた場所で聴いている時の醒めた、寂寥感滲む気持ち」を醸し出すような音演出、本当に凄いと思う。あの頃、君はそこにいて、僕もそこにいた。そして今は……?

おやすみなさい。快い連休を。しーゆーすーん。